僕が今はまってるお昼ごはんについて書きます。
うちの会社の地下にファミマがあるのです。
そこに昨年末くらいから登場したおにぎり。
これを平日はほぼ毎日食べています。
ここまで特定のコンビニおにぎりにはまったのは初めてです。
- ファミマの「塩麹熟成 鮭はらみ」
- 塩麹熟成 鮭はらみの不意打ち
- しかし、この塩麹熟成 鮭はらみを最初に食べたとき・・・・
- ご飯と塩鮭の無限ループの至福
- 浅田次郎「大名倒産」に出てくる鮭狂いの旗本
- 「鮭狂い」と言っても良い。
それがこれ。
ファミマの「塩麹熟成 鮭はらみ」
おにぎりはこれまで絶対セブンのほうが美味しいと思っていました。
まずこしひかりを使った米が他のコンビニよりも美味しいです。
最近では、
だし飯手巻おにぎり いくら醤油漬
これを最初に食べた時は衝撃でした。
なんとご飯にも「だし」の味が染み付いているのです!
コンビニおにぎりを食べるときに、最初の一噛み(僕はFirst bite=ファーストバイトと読んでいる)でネタに触れることなく、ご飯と海苔だけって少し悲しいじゃないですか?
この不安と悲しみと恐怖を一層してくれたのがこの「だし飯」なんです。
ただ人気商品なのかもしれません。セブンにいっても品切れになってるケースが多かったのです。
塩麹熟成 鮭はらみの不意打ち
そんな時、今日はファミマでいいや、と思ってファミマで
塩麹熟成 鮭はらみを手にとってみました。
なんだかギラギラした包装です。
騙されてもいいや、と。
(実際ファミマのおにぎりはほとんどこの時まで期待していませんでした。)
しかし、この塩麹熟成 鮭はらみを最初に食べたとき・・・・
こ、これは!!!!
従来のコンビニの鮭おにぎりの常識を覆すくらいのドデカイ「鮭」の塊が入っているではありませんか!
「孤独のグルメ」、井之頭五郎風にいえば、
「おー、これは俺の胃袋への宣戦布告か!」
あるいは
「コンビニおにぎり戦国時代、ファミマが下剋上で天下統一か?」
という感じでしょうか。
小学校の運動会などで持たされた、母親が握ったおにぎりを思い出させる。
新潟出身なんで塩鮭が美味しいのです。
ご飯と塩鮭の無限ループの至福
というわけで僕は1月中旬から毎日このおにぎりを食べてるのです。
おそらく人気があるのでしょう、ものすごい量を地下のファミマは入荷しています(笑
ちなみにこのおにぎりと一緒にサラダも食べます。具体的にはサラダを食べてからおにぎりを食べます。
サラダを食べて空になった容器に塩麹熟成鮭はらみおにぎりをいれて、
箸でつついて食べるのです(笑
鮭→ご飯→鮭→ご飯→鮭→ご飯→鮭→ご飯
というふうに・・・・
ご飯と塩鮭の無限ループの至福!
果たしてこれまでこんな食べ方を食べる人間に強制するようなおにぎりが他にあっただろうか・・・そのくらい片手で持って頬張るのはもったいないのです(爆
ぜひご近所にファミマがある人はお試しあれ。
浅田次郎「大名倒産」に出てくる鮭狂いの旗本
またこの鮭おにぎりを食べるときに読んでた本、浅田次郎「大名倒産」に、ある旗本のリーダー格的な男が出てくるのですが、こいつが3度の飯、全部、塩鮭で良いほどの鮭好きなんです。
「鮭狂い」と言っても良い。
どのくらいこの旗本が鮭好きかを表現した文章。
「鮭が、食いたい。それも口がひん曲がるくらい辛く、風味豊かにして芳しきこと天下に比類ない、丹生山の塩引鮭でなければならぬ。
もともと塩鮭は、越中守の大好物である。叶うことなら三度の飯のおかずにしたい。一生それだけでもよい。鮭さえあれば鯛も鰹も要らぬ。偏食が祟って来世は鮭に生まれ変わっても本望である。 越中守にとっての春爛漫といえば、花でもなく初鰹でもない。わずかに出回る時不知(ときしらず)である。これを食して心を鎮め、秋鮭を待つ。」
ここに出てくる丹生山。丹生山藩は、架空の藩ですが、明らかにその領地は新潟の村上なんです。歴史上の村上藩とは異なりますが・・村上市は鮭で有名ですよね!
いずれにせよ、美味しい塩鮭が食べたいなーと思ってるところで唐突に遭遇した、ファミマの「塩麹熟成 鮭はらみ」。
今日は日曜日なんで食べてませんが、連休明け、会社で食べます(笑)
(終)