知人を介して、UFOキャッチャーの名人に会ってきました😆
高橋さん。埼玉県在住、2人のお子様を育てる主婦です。
彼女、1日中ゲーセンに入り浸ることができるという・・・
しかし、もう出禁(出入り禁止)となったお店の数は片手では数えられないらしい(普通の主婦なのに😅)
Contents:
彼女曰く
「今なにが売れるのか?何が流行りなのか?それらが分からなくて悩んでいる人(店舗経営者など)が多いといいますけど、そんなのゲーセンに行けばすぐにわかります。
そう、UFOキャッチャー(クレーンゲーム)の景品(プライズ)を見るのです。UFOキャッチャーの景品には世相が、流行が、全て現れています。」
時代を映す<鏡>としてのUFOキャッチャー。。
なるほど、確かに、子供や大人が数百円、いや場合によっては千円以上払っても欲しい!と思わせるものがそこにある、と。
つまり、リアルな物欲の対象が生々しくそこにある🔥 ということか。
誰も興味関心がないもの、価値も分からないものに対して命の次に大切なお金をつぎ込む人はいません。
「私は価値がすぐに下がるものに対しては興味ありません。例えばブリキュアはメインキャラクターが仮面ライダーやウルトラマンのように次から次へと変わります。つまり短命なんです。
これに対して、あんぱんまん、機関車トーマス、ポケモン、すみっこぐらし、ぽてうさろっぴーといったキャラは時代を超えるロングセラーです。」
獲得した景品が家の中に溢れかえる?
じゃ、高橋さんの家はぬいぐるみ、フィギュアとかそういった景品で溢れかえっているというわけですか?
「いえ、違います。全部お金に変えます。」
お金!?
「メルカリで売っちゃいます。」
な、なんと!!
つまり彼女がUFOキャッチャーにのめりこむのは趣味ではなく、あくまでもビジネスとしてやっているわけだ❗️❗️
恐るべきUFOキャッチャー仕入れ
100円、200円で仕入れた商品が普通に1,500円、2,000円で売れていく。
近場のゲーセンは全部まわってます?
「はい、全部行きました。出禁になった店も含めて(笑)群馬県に遠征した際も、ベンツやポルシェといったラジコンを40台近く獲得しました。🚙🚘」
よ、40台!!!
「100円で獲得して1500円で売れるんですよ!
しかもそれ、ドンキではそれ以上の値段で売ってるものです。一度に30台買ってくれる人(たぶん転売ヤー)がいて、あっという間にSOLD OUTになっちゃいました。」
す、すごい・・・・
ところで、どうしても欲しい商品についついお金をつぎ込んで赤字になるとかないのだろうか?
「いえ、あくまでも仕入れと割り切っているので、取れそうもないモノはすぐに諦めるようにしています。」
それでメルカリだけで、30万円くらいの売上が毎月あるらしい。
しかも、手数料や送料を差し引いた現金収入は軽く20万円を越えているとのこと。
UFOキャッチャーの景品は先述の通り、人気アイテムが多いのでどんどん売れていくそうです。
実際、トゥインクルプリキュアのぬいぐるみは200円でUFOキャッチャーでゲット。
わずか10分でメルカリで売れたそうだ。
その時の動画がこちら。
なんか耳をうまく掴んでいます。
200円で獲得して、2250円で売れたそうです💦
UFOキャッチャーの景品獲得法、各種裏技
しかし、常識的に考えて、1回や2回のトライでお目当ての景品が取れるものなのだろうか?
「そこなんです、UFOキャッチャーってちょっとコツさえつかめばめちゃくちゃ取れますよ」
例えば、(以下少し文字小さくします)
雪崩(なだれ)落とし:筐体(きょうたい:アームがついている本体)を背景に積んであるディスプレイや箱、ぬいぐるみにぶつけて行う。
ディスプレイ落とし:景品は箱に入ってるがディスプレイとして中身を出している場合があり、そのディスプレイを狙う
棚(たな)壊し:ディスプレイを並べている棚そのものをアームでひっかけて崩す
シールド壊し:シールド(獲得口のまわりのプラスチックの壁。意外と簡単にはずれる)を壊して(アーム操作で外して)、景品を落ちやすくする
ハイエナ:そうとうお金をつぎ込んであきらめた人の後を狙う。
上記一部の方法は、お店によっては完全にNGな行為とされているので出禁覚悟、自己責任でやってください。
またお店によって癖があるそうです。ここのお店のこの台のアームは狙ったところへ落としても、1センチほど右側に外れるとか。。そこを見越して操作をする、とか・・・・
なんかすごい世界です💦
まとめると・・・・
ゲーセンのUFOキャッチャーにはみんなが欲しいモノが景品として置いてある。
🔻
その景品を獲得する。
🔻
メルカリに出品する。(みんなが欲しいモノだから)すぐに売れる。
こういう理屈だ。
しかし!!!!
いい大人が、ゲーセンでUFOキャッチャーやるのも気が引ける😅・・・・
そこを聞いてみると・・・
「実は他にもいろいろ仕入れたり、作ったりして、UFOキャッチャー仕入れというのはごく一部なんです。しかも最近、UFOキャッチャーは店側やメーカーがいろいろ対策して、ハードルが高くなってきています。」
ではどんな方法で彼女は今、毎月30万円を売り上げているのだろうか?
興味のある方はこちらを見てください。
このように書いていると、高橋さんはお金が全て、お金が命という人に見えるかもしれませんが決してそうではありません。
UFOキャッチャー名人の意外な一面
あるお店での出来事。景品にアンパンマンのぬいぐるみがあった。アンパンマンは流行りすたりがないロングセラー。
そのぬいぐるみを根こそぎ取りまくった。予想以上に簡単に(大量に)取れたので、なんと彼女はそのアンパンマン、一部だけ出品して、残りすべて神奈川県の孤児院に寄付したのだそうだ。
お金では買えないもの、UFOキャッチャーでは取れないものがある・・・・・ということですね!
おしまい