8月10日早朝、茨城県の常磐道で5分以上に渡りあおり運転をして、被害者の進路を遮るように白のSUVを停め、降りてきた人間が、窓越しで後続の運転手の顔を5回殴り、5針を縫う怪我を負わせる傷害事件が起きました。
一部始終がドライブレコーダーに記録されており、お盆休みで憩う真夏の列島を震撼させました。
この犯人の男は一刻も早く逮捕され、厳罰を受けるべきなのは言うまでもありません。
あおり運転自体、さらなる連鎖事故を引き起こす可能性がある危険運転です。
wikipediaによれば
警察庁は2018年1月、あおり運転の取り締まり強化を通達。「車を運転することが著しく交通に危険を生じさせるおそれがある運転者」は「危険性帯有者」とされ、交通違反による点数の累積なしに180日間の免許停止処分が科される
しかし、日常的に車で移動する人間に言わせると、あおり運転と聞くとあおる側が100%悪いという印象ですが、あおられる側にも問題があるケースも少なからずある。
逆にあおられる側の問題をあえて不問に付す傾向があるのも、これはまた問題かと思い、この記事を書いています。
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あおられて当然な運転ー追い越し車線のろのろ運転
今回のお盆の帰省、関越道の上りですが、走行車線はガラガラなのに追い越し車線が妙に詰まっている瞬間が何度もありました。
ひどいときは走行車線の車の方が追い越し車線の車より早いときも。
直線の上り坂でよく前方を見ると、20台くらいで前の先頭車両がやたら遅いです。速度指定のない区間ですので100kmまで出すことができます。しかしスピードメーターは68kmを指しています。
つまり・・・・
追い越し車線のろのろ運転。
このような状況では誰でも程度の差こそあれイライラすると思います。そのイライラがイライラを通り越して怒りMAXに達するとあおり運転へと転化・・・
すなわち、自分が軽い渋滞を引き起こしているにもかかわらず、それに全く気づかず、追い越し車線の先頭を後続車を多数引き連れて、ゆっくり、マイペースで走っている車、このような車があおられるわけです。
あるいは走行車線への車線変更の余裕があるにもかかわらず、追い越し車線をずっと制限速度以下で走っている車、このような車があおられるわけです。
おそらくバックミラーもサイドミラーも確認してないのでしょう。後ろから自分よりも高速で走ってくる車が近づいてくれば、普通はわかるはずです。
これに気が付かないとしたら全くバックミラーを確認しておらず、認知機能に問題あり、と思います。
傍から見れば、完全に自己中心的で、これはあおられて当然な運転といえます。
追い越し車線を使って追い越したら、すぐに走行車線に戻るべきです。
さらに追い越し車線をのろのろ運転し走行車線に戻らないのは、それ自体が＜通行帯違反＞という道路交通法違反です。違反点数は１点です。
マスコミはあおられる側の問題点も報道しよう
最近のマスコミやテレビ報道を見ているとあおり運転の問題では、あおる側だけを問題視し、このあおられる側の運転は取り上げない傾向があります。
これにより、自分が通行帯違反をしているにもかかわらず、後続車に追いつかれてパッシングを受けるやいないや「あおられた！」と勘違いする人が増えているようです。
追い越し車線を走っていて、走行車線に戻る余裕があるにも関わらず、それに気づかない人、戻らないような人はそもそも車に乗ってはいけないと思います。
あおり運転・悪質なナンバー投稿サイト
さて、もしもあなたが悪質なあおり運転や危険走行を目的した場合、あるいは被害にあった場合、以下のサイトに投稿しましょう。
あおり運転・悪質なナンバー投稿サイト
例えば1234 などで検索してみてください。車両番号のところですね。
また何も入力せずに「動画のある投稿のみ」をチェックして検索してみてください。
500件以上の動画が投稿されています。
あおり運転、危険運転はどんどんSNSで拡散しよう
またツイッターやFacebook，Youtube、インスタをお持ちの方でこのような危険運転を目的した方はどんどん動画を投稿してあげましょう。
これは自分の車のドラレコで撮影したものですが10秒くらいからみてください。あおりではないですがそれ以上に危険な運転です。
首都高１号線から汐留KK線への分岐のところです。このとき時速60kmくらいで危険な小型車は分岐まで数メートルしかなかったかと。危うく大惨事です。
現在車を3台所有していますが、そのうちの2台にドラレコをつけています。
ではでは
