朝の通勤時間帯、車でテレビを見てます。
本命のテレ朝「じゅん散歩」の前、モーニングショー終了後のCM時にTBSにチャンネルを変えると・・・
「グッとラック!」やってます。「ビビット」の後継番組ですね。
この最後に司会の立川志らくが小話をする「志らく一段落」というコーナーがあります。
出典:TBS
まあ、普段はたいして面白くもなんともないのですけど、今日の話は良かったです。
こんな話でした。
ここ、最近、イベントやコンサートが中止になっています。同じ状況が311、東日本大震災の後にもありました。
1000人のお客が入るところで震災直後の3月17日に独演会があったのですが、中止の話もありました。
でも、こういう状況でもサラリーマンは仕事に行ってる。
自分は話すことが仕事なんだ、だったらやろう、ということで彼は決行しました。
お客は500人くらい来ていたそうです。で、なんとそのお客の中にクドカン(宮藤官九郎)がいたそうです。
クドカンは志らくにえらく感動した。悲惨な状況でも人を笑わせるということはすごく大切。いやそんな状況だから大切なんだ、と。
その時彼はNHKから脚本の依頼があった。志らくの独演会を見て、どうせ書くなら、人を笑わせるもの、エンターテイメント系のものを書こうと決めた。
それで出来たのが「あまちゃん」だそうです。
出典:Amazon
つまり、志らくが独演会を決行しなかったら「あまちゃん」はこの世に存在しなかったかもしれない、
そんな話でした。
「あまちゃん」の放送期間は2013年4月から9月まで。
家族失って悲しみにくれる人、復興に向けてがんばる人、復興を願う多くの人々に笑いと勇気を与えましたね。
僕も見てました。
「暦の上ではディセンバー」とか時々カラオケで歌うくらいです。
朝からいい小話を聞くと、なんか一日がんばるぞ!という気持ちになれます。
明日は放送がないので月曜日またTBSを見てみようと思いました。
(終)