さて、タイトルの数字ですがなんの数字でしょうか?
新型コロナが今後拡大していった時の予測でしょうか?
違います。この数字、実は2019年1月、つまり昨年の1月の国内におけるインフルエンザによる死亡者の数字です。
日本では毎年インフルエンザで3000人以上が亡くなってます。
1ヶ月で1685人、1日平均54人が亡くなっているわけです。
そんな中でも僕らは普通に友達と飲みにいったり、電車に乗ったり、会社はいつもどおりに稼働していました。。コンビニにいけば、マスクもトイレットペーパーも売ってました。普通に。
なので僕は個人的に新型コロナにビクビクするのは辞めることにしました。
さて昨日の話の続きです。
「大丈夫です。新型コロナウイルスはただの風邪ウイルスです」と言った、吉備国際大学、高橋淳教授の話の続きです。
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今日はその後半34分くらいからをお届けします。
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- 流行のピークを下げる理由
- 季節性インフルエンザ
- 囲い込みとは
- スーパースプレッダーとは
- 帰国便とクルーズ船の罹患率・重症化率
- 疫学とは?
- 神戸大学 中澤港(みなと)教授(疫学)の分析
- 症状と治療
- 感染をどう防ぐか
- スプレーを散布してそのままは危険
- 中国が抑え込みに成功した理由
- 封じ込め
- トレンドは1週間単位
- 感染対策(追加)
- 現在の発生バターン
- 子供と新型コロナウイルス
- ある肺炎患者の話
- 医療崩壊のシナリオ
- 医療崩壊をふせぐには
- スペインインフルエンザ(1918-1919)とその教訓
- PCR検査の再陽性化は検査の性質
- スペイン・インフルエンザとその教訓
- 3週間から1ヶ月で忘れ去られる
- 結論
- まとめ
流行のピークを下げる理由
政府は感染者数の増加を抑えて、流行のピークを下げたいと考えている。それは医療現場の対応が楽になるからだ。医療リソース(医師、スタッフ、薬、ベッドなど)が一気に不足する自体が回避される。つまり医療崩壊の回避。
一気にピークが立ち上がると、医療リソースが不足する。基礎疾患がある人や高齢者を守ることができなくなる。それ以外の人は治ります。(感染者の)80%は軽症ですから家にいれば治ります。重症化しても入院すれば治ります。
しかしリスクがある人は死ぬ危険がある。死ぬ危険がある人だけは守らなくてはならない。
季節性インフルエンザ
2017-18シーズンはピーク時、一週間で230万人が感染した。
致死率0.5%だと1万人くらいが死ぬことになる。
現在なにもなくても世の中で一週間で2.5万人が死亡する。
それが3.5万人に増えると医療リソースが不足する。医者不足、ベッド不足。
囲い込みとは
クルーズ船は囲い込みに成功したと言える。
感染者の総数を見るのではなく、新たに発症した人の人数を数えるのです。
発症者は減少傾向になっている。囲い込みに成功したと言える。
スーパースプレッダーとは
SARSの時は一人からドーンと拡散するスーパースプレッダーがいることがわかった。
スーパースプレッダーとは風邪ひいても元気で走りまわる人だ。
韓国のある元気な医者は韓国中を走り回ってSARSを広めた。元気にあちこちを移動する人がスーパースプレッダー。
シンガポールでは症例の8割が他への感染なし。
帰国便とクルーズ船の罹患率・重症化率
帰国便
総人数 829人
新型コロナウイルス陽性 14人 1.7%
無症状者 4人 0.5% 陽性の28.6%
有症者 10人 1.2% 陽性の71.4%
重傷者 0
死者 0
クルーズ船
以下は非常に貴重なデータである
総人数 3700人
新型コロナウイルス陽性 621人 16.7%
無症状者 322人 8.7% 陽性の51.6%
新潟大学教授、斉藤玲子(公衆疫学)によるこのデータ、この無症状者が50%というのは世界的にも貴重なデータである。
軽症 279人 7.3% 陽性の43.5%
重傷者 27 陽性の4.3%
死者 2 陽性の0.3%
疫学とは?
ここで疫学とはどういうものか?このような数字を予測できる。
病院には無症状者はこないからどれだけ陽性の人がいるかは分からない。
軽症でも病院に行かない人が多い。
これまで公開されてる患者数は病院に来た人の数なので、無症状がどれくらいいて、軽症者がどれくらいいて、陽性から重症になった方の数というのは病院にいても分からないのだ。
現在発表されている致死率というのは病院にきた人のデータである。一般の感染者の致死率は分からない。これを明らかにするのが疫学だ。
神戸大学 中澤港(みなと)教授(疫学)の分析
教授は重症化率2.5%、致死率0.25%をずっと前から予測していた。
疫学は非常なパワーがある。
感染者の1割が肺炎になり、そのうち4分の1が重症化し、重症化した1割弱が死亡する可能性がある。
重症化するのは陽性反応(感染者)の40人に1人。39人は重症化しないので、家にいて大丈夫です。
重症化した1割弱の死亡者は高齢者か基礎疾患を持ってる人だ。
なので重症化している人はほとんどいないということだ。
症状と治療
重症(40人中1人) ⇢ 治療を要す
軽症(40人中39人)⇢ 病院にいく必要なし。家にいれば良い。
感染をどう防ぐか
飛沫感染、接触感染(手からの感染)が多い。
空気感染ではない。
コロナウイルスは飛沫核まで乾いてしまうと活動停止する。
飛沫は「せき」で3m飛ぶ。せきエチケット(マスクをする)で3mを2mまで減らそう。
会話で1m。
くしゃみをしている人と会話するときは2m離れる。これで十分
スプレーを散布してそのままは危険
空気中でエアロゾルを発生させ、そこにウイルスが乗り、飛散する。
床面や机の上にスプレーしただけでは消毒液のつぶの間にウイルスが生き残る
⇢拭き取りの重要性(WHO)
中国が抑え込みに成功した理由
家庭内
1)流行期の間、一般家庭は部屋を換気する
2)地面、テーブル、家具、その他の物体の表面は毎日清掃し、定期的に消毒する
3)家庭はタオルを共有せず、部屋と食器を清潔に保ち、布団と衣服を頻繁に空気にあてる。
4)熱を自覚するときは積極的な温度測定
5)帰宅後、石鹸と流水で手を洗うか、効果的な消毒剤で手を消毒する。
6)家族の一部に疑わしい症状がある場合、他の人は検疫措置によって身を守り、タイムリーに病院に送られるべき。相談後、隔離部屋および接触した物(居間の床、トイレ、家具の調理台、ドアの取っ手、食器など)を消毒する必要がある。消毒後はすぐに手を洗う。
日本の場合、家でなんとかしろというふうになってるので別の部屋に隔離。
しかし正直いって風邪ですので家族みんなに感染ります。
なので、上記の6点は、全部、高齢者や基礎疾患がある人がやれば良いと思う。
公共の場所に行く場合
1)仕事に出入りするとき使い捨てメディカルマスクを適切に着用してください。公共交通機関を使用しないようにしてください。徒歩、自転車、または自家用車の利用をお勧めします。旅行中は、車内の物に手で触れないようにしてください。家に帰ったら、マスクを外し、最初に手を洗ってください。
2)食堂では、すべての人が一度に食べるのではなく、時間をずらして食事をします。可能であれば、従業員は自分の弁当を持参し、群衆を避けるために、食べ物を購入した後にオフィスに持ち帰って食べることをお勧めします。
3)公共の場所で空気の循環を維持し、換気のために窓を頻繁に開き、多くの人との集まりを避けます。
コロナウイルスは換気に弱い。
4)環境を清潔に保ち、遅滞なくゴミをきれいにします。
5)流行地域では、公衆は公共の場所、特に密集し空気の循環が悪い場所に行くのを避けるために最善を尽くすべきです。
↑
とはいえこれらは基礎疾患を持つなどリスクがある人だけが実践すべきことで、普通の人はここまでやる必要はないでしょう。
旅行中に身を守るには?
1) 風邪やインフルエンザのような症状がある人との濃厚接触を避けてください。
2) 機内での手袋の着用が推奨されます。座席の肘掛け、背もたれ、トイレのドアハンドル、ドア、柱はすべて公共スペースです。接触伝播を避けるため、手で触った後、目、鼻、口を直接触らないでください。石鹸と水、またはアルコールベースの手指消毒剤で手を洗ってください。
3)咳やくしゃみをするときは、ロまたは鼻をティッシュまたは袖口、または曲げた肘で覆い、手を洗ってください。
4)常にマスクを着用し、使い捨ての医療用マスクを着用して良いです。
5)完全に調理された熱い食べ物のみを食べる。
6)現在、発熱や咳が出ている場合は、旅行を避けてください。
7)旅行中に病気になった場合は、航空機または列車の乗務員に遅延なく通知し、できるだけ早く医療支援を求め、医療スタッフに旅行履歴を知らせてください。
封じ込め
封じ込めとは患者0にすることではなく、新たな発生件数を減少させることだ。
現在の診断は1-2週間前の感染を表している。今の姿を見ているというわけではない。
2週間前に起こったことを今は見ている。その時はかなり油断しているはずだ。
スーパースプレディング抑制が重要。感染拡大は均等ではない。
トレンドは1週間単位
発病したとすれば、感染は1週間前である。
さらにここから重症化まで1週間かかる。さらに死亡するまで2週間とするなら、死亡者は3週間前に感染しているということだ。
感染対策(追加)
厚着をしてしっかり体を温め、換気をする。加湿器は使わない。
コロナウイルスが、寒く湿潤な環境を好んで増殖するから。
寒いと我々が風邪をひいて鼻水が出てくるのは我々はなんらかのウイルスを持っているからだ。
身体を温めることが大切。
スペイン風邪でも北国の被害が大きかった。
北海道をはじめ、北国では密閉された家屋で薄着で暮らす。←コロナウイルスが好む。コロナウイルスの増殖に適した環境。
日本古来のすきま風の吹く家の中で厚着をしてコタツに入る生活。これがいい。
ウイルス増殖を防ぐのに非常に良い。
現在の発生バターン
北海道のように二重窓と二重トビラの家
都会の密閉されたマンション
こういうところに住んでる人から出ている。
子供と新型コロナウイルス
コロナウイルスは子供にも感染する。
大人にかかる感染症で子供に感染らないということはまずありえない。
しかし感染した子供は無症状であり、患者として認識されていない。
ある肺炎患者の話
咳なし、熱無し、鼻水なし、くしゃみ、喉痛もなし。10歳の男の子
肺炎を起こしても子供は症状が出ない。
でもウイルス反応は完全に陽性である。
肺炎を起こしても無症状。
↑
子供は隠れたスーパースプレッダー。
症状軽い、元気に移動する。
政府は先日、小中高校の閉鎖を行ったが政府はこれに気づいたのではないか?
政府の施策は有効な策だ。でもちょっと遅かったかもしれないが・・・
医療崩壊のシナリオ
防護服、ゴーグル、N95マスクの無い医院・病院でSARS-CoV-2の検査をしようとする。
そうなると、開業医や医師に、検査で感染するリスクが生じる。
医院・病院はニ種類に分かれる。
1)閉院する。
2)感染のリスクを冒してSARS-CoV-2の検査と診療に当たる。
潜伏期が過ぎて、SARS-CoV-2に感染し発病した開業医が医院を閉院する。
↓
閉院していない医院病院にさらに検査を求める患者が殺到する。
さらに10日ほどが過ぎて、60歳以上あるいは、心血管疾患、喘息、慢性閉塞性肺疾患(CODP)、糖尿病、高血圧、癌などの持病のある医師、看護師、薬剤師その他の医療スタッフ、医療事務員のCOVID-19による死亡の報道が増えてくる。
院外薬局が閉店し始め、薬の流通が不足し始める。
患者が病院に押し寄せて「薬をくれ」とわめく画像が世界中にばらまかれる。(武漢と同じ医療崩壊の姿)
これを防がなくてはならない。
医療崩壊をふせぐには
1)全員がマスクを付ける。お互い感染しあわなくなる。スペイン風邪のときフィラデルフィアとサンフランシスコで全員がマスクをつけたら発生件数が激減した。しかしサンフランシスコではその後、マスク着用令を解いたらドーンと増えた。また強制化したら激減した。
2)薬局とコンビニで、解熱剤(カロナール)と鎮咳剤を0TCとして安価で販売する。
3)高齢者の集まる介護施設や病院などを、流行が終息するまで面会禁止にする。特に子供はダメ。無症状でも持っているかもしれない。
4)呼吸困難を起こした人のための専用ダイヤルを設置し、速やかに集中治療、隔離のできる病院に送れる体制を作る。
呼吸困難を起こした人は最優先にすべきだ。
5) 慢性疾患を診療する病院と、感染症を診療する病院とを分け、後者に必要な防護具、消毒液などを配布する。自治体レベルでできないかなと。
6) 60歳以上の医師、看護師、その他の医療スタッフは感染症の診療をしない。心血管疾患、喘息、糖尿病、高血圧、癌のある医療スタッフも同様。こういう人は慢性疾患を担当すれば良い。
7)今貴重な仕事や介護などを抱えて感染したくない人、死亡リスクのある人(60歳以上、心血管疾患、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病、高血圧、癌)の対処法をパンフレット(紙媒体)で配布する。というのはリスクがある人、高齢者はウエブを見ないかもしれないからです。テレビでもラジオでも放送する。リスクのある人に限定し、70%アルコール入りのスプレーを配布する。
8)60歳未満で、心血管疾患、端息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病、高血圧、癌のない人は、普通の生活を送る。
普通に暮らすこと。
社会機能が止まると助けたい人を助けられない。
40人中39人は重症化しない。そういう人は腹をくくって普通に暮らすこと。
武漢のような事態になっても3週間で収まる。ただこれは自分の周囲ということ。他の地域では別に新たな3週間が始まることもある。
パニクる必要は一切なし。3週間後の卒業式を延期する必要は一切ありません。
嘘みたいに平穏になってます。
スペインインフルエンザ(1918-1919)とその教訓
今の中国のように越大国として勃興しつつあったアメリカ合集国から、全世界を席巻するバンデミックが起こり、スパニッシュ・インフルエンザ(スペインかぜ)と呼ばれた。
日本では2359万人が感染し、38.5万人が死亡した。イギリスの死亡者は22.5万人、ドイツは22.3万人、フランス24万人で、日本の死亡者数は決して少なくない。超過死亡で計算すると、内地で45 3万人、外地で28.7万人、合計74万人が死んだ、子供、老人のみならず身体強社な青年層を好んで襲った。小学校児重の死亡は案外少なかった。
まず、渡り島が世界各地に運んだと思われる「春の先触れ」は1918年4月より流行し、大相撲で休場が相次いだことから「角力風邪」と呼はれた。1918年8月後半に、フランス西部か、アフリカ シエラ・レオーネで、ウイルスは変異した。
それが日本を2回に渡って襲った。1918年10月〜1919年春は「前流行」、1919年12月〜1920年春は「後流行」と呼ばれた。
「前流行」は罹患者21177万人。死亡25.7万人。致死率1.2%。ウイルスは後になるほど悪性を発揮し、「後流行」は罹患者数241万人と少なかったが、死亡は12.8万人で致死率5.3%にのぼった。
「前流行」によって免疫抗体を持ったものは、「後流行」を無事に乗り切り、「前流行」で免疫抗体を持たなかった者の多くが「後流行」に際して、毒性を強めたウイルスの攻撃に晒され、死亡した。神奈川県では「春の先駆け」が最も早く到来した。その際、多くの県民が罹患したことが、かえってその後にプラスに影響した。
ワクチンが間に合わないなら、高齢者、基礎疾患を持ってる人以外は、ウイルスが強毒化する前に感染して、免疫を持っておいたほうが良いかもしれない。
PCR検査の再陽性化は検査の性質
PCR検査ではマイナス(陰性)がプラス(陽性)になったりその逆になるのは日常茶飯事である。
日本ではPCR検査があまりなされてないので陰性が陽性になると騒ぎますが、中国でPCR検査のブレはすでに常識となっている。
スペイン・インフルエンザとその教訓
地方により流行の始まる時期と終わる時間、感染拡大の仕方、重症度が異なった。西日本において流行は早くから始まり、その後、東日本、北日本へ伝わった。
市部で下火になった流行性感冒が、郡部でひどくなったこともあった。北陸では死亡者の報告は郡部に多かった。京都市、大阪市、神戸市は、高死亡率のトップを競い合った。
寒いところはもっとひどかった。樺太は対人口死亡率1.8%と日本内地や外地を通じて最も高かった。
北海道、青森、岩手も被害が大きかったが、なぜか秋田は罹患、死亡が少なかった。
雪国の田舎では、振り続く大雪のため交通が途絶し、医師師の来診も乞えず、食料不足も起こり、病気と飢饉の二重苦となった。
島々では、何かによってウイルスを持ち込まれた場合には、全滅に近い被害が出たが、逆に完全に孤立している場合には何も起こらずに済んだ。
↑ここから得られる教訓
1)過疎地では死亡率が高く、一家全面などの悲惨なニュースが続く。一方で被害が軽く済む、県、市が存在する。
被害が軽く住んでるエリアは、被害が出ている地域を助けるべきだ。
2)国が一律に決めた方針は、地方では役にたたないかもしれない。地方自治体が主導権を持って、地方の実情に合わせて対応すべきだ。自治体間での相互協力も重要になる。国は予算面でのバックアップに徹するべきである。
医師、看護師の罹患
医師や看護婦はどこでもその数が足りず、夜を徹して治療に回り、自身が罹患する場合も少なくなかった。特に看護婦の罹患が多かった。盛岡市では医師の半分が罹病し、売薬は品切れ状態になった。各病院は満杯になり、新たな「入院はお断り」の札が出た。「後流行」では薬品の大暴騰も起こった。
↑
教訓:医師不足になり、医師免許を持つ者は基礎科学者でも駆り出され、次に医学生も医療に当たる必要が出てくる。
移動の覆い職業従事者の罹患
移動の多い職種が感染しやすく、その担っていた機能が失われた。
郵便局員が40%罹患し、配達回数が縮減された。市街電車は間引き運転し、新聞社も感染者が多かった。
福岡県に多かった工場・炭鉱労働者の間に感染し、一部炭鉱が休業し、燃料が不足した。
ウマ、トリ、ブタへの感染もあった。
石川県下の各温泉地への来客が激減した一方で、「富山の薬売り」は売り上げを伸ばした。
銭湯の客数は減り、商店が戸を閉めた。
教訓:
移動と人との接触の多い、宅急便業者が感染し、Amazonなどの宅配業者の配達が滞る。運転手不足で物資が不足する。まずは都市部で生鮮食料品が入手できなくなり、保存食料を買いだめに走る人が増えて、スーパーもコンビニも棚がガラガラになる。ガソリンが不足して高騰する。
人に触れる職業、床屋などが店を閉める。飲食店のウエイトレスも感染しやすい。
就活の若者、受験生が地域間でウイルスを運ぶ。
学校教員の死亡
平均小学校1校につき1名死亡した。火葬場での処理が追いつかず、火葬場は昼夜兼行で、棺桶の行列で埋まるところもあった
教訓:高齢者、慢性疾患患者で病状が悪化して死亡する人が増え、火葬場での処理が追いつかなくなる。
3週間から1ヶ月で忘れ去られる
しかし、一度罹患した者は次の年には催患しなかった。インフルエンザは1箇所に3週間からひと月しか留まらず、他所へ移って行き、そしていつしか、スペインかぜは忘れ去られた。
教訓:
1)3週間すればみんな免疫が出来て、新しい催患者は出なくなる
2) 60歳未満で、心血管疾患、鳴息、慢性閉塞性肺(COPD)症化しても、ちゃんと医療を受ければ治る。糖尿病、高血圧、癌の無い人は、重症化しても、ちゃんと医療を受ければ治る。日本でも子供の死亡例はゼロだろう。
3) 医療崩壊しなければ致死率0.4%で、医療崩壊すれば致死率2.9%と7倍の差が出る。医療崩壊さえ防げば大丈夫だ。
結論
・大丈夫です。ただの風邪ウイルス
・感染者が増え始めても、3週間すれば過ぎ去る
・医療崩壊さえしなければ、致死率は0.4%
(武漢以外では致死率0.4%だ。250人に1人の割合)
・60歳未満で、心血管疾患、喘息、慢性閉塞性肺疾患(CODP)、糖尿病、高血圧、癌の無い人は、重症化してもちゃんと医療を受ければ治ります。中国では9歳以下の子供の死亡者数はゼロ。
まとめ
医療崩壊を防ぐことが何よりも大切。そのためには感染のピークをできるだけ低く抑えることが大切なんですね。スペインかぜは20代から40代がターゲットになったというのも驚きですが当時の医療技術、さらに高齢者の割合がまだ低かったでしょうから今とは単純に比較できないのかな、とも思いました。
また変異を通して強毒化する可能性もまだ残されていますが、早い段階で感染して免疫をつくっておくという見解には驚愕しました。
いずれにせよ、単なる風邪ウイルスの一種であることには変わりないので、インフルが流行っているのと同じくらいの気持ちで生活したいものです。
つまり、個人的には、新型コロナにビクビクしながら生活するのは辞めることにしました。
(終)