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茅場町で働く社長のブログ

コロナウイルスはただの風邪ウイルス。間もなく終わるのか!?


ちょっと知人から面白い動画が送られてきました。

これは本当に皆さんにお知らせしたいと思います。

 

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話者は京大医学部でウイルス学や疫学の研究をされてきた吉備国際大学の高橋淳教授(どこの大学だ、それ?という感じですけど・・・)

その動画1時間18分あるのですがなんと内閣官房(←すみません、これちょっと確認中です)が投稿しています。

 

また高橋教授はこの動画を医療関係者向けに撮影し公開しています。

 
事実、この人御用学者※か?と最初は疑いました。

※御用学者(ごようがくしゃ)とは、語源は幕府に雇われて歴史の編纂など学術研究をおこなっていた者のこと。 転じて今日の日本では、「政府や権力者に迎合し都合のいいことを唱える学者」といった意味で使われる。(wikipedia)


しかし、

見終わった時に、5月に予定している自社主催のイベントは開催の方向性だなと強く感じました。

またそれに輪をかけて、東京オリンピックは予定通り、実施されるだろうな、とも思いました。

テレビなどに出力してご家族と見ることを強くおすすめします。

 

youtu.be

 

  

時間がない人のために重要な点を抜き出します。ただ長いので今日は前半の34分まで。

 

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結論


・大丈夫です。ただの風邪ウイルス
・感染者が増え始めても、3週間すれば過ぎ去る
・医療崩壊さえしなければ、致死率は0.4%
(武漢以外では致死率0.4%だ。250人に1人の割合)
・60歳未満で、心血管疾患、喘息、慢性閉塞性肺疾患(CODP)、糖尿病、高血圧、癌の無い人は、重症化してもちゃんと医療を受ければ治ります。中国では9歳以下の子供の死亡者数はゼロ。

 

医療関係者でここまではっきり「ただの風邪だ」と明言している人初めて見ました・・


新型コロナウイルスの病原体はどこからきたか?

・コウモリ由来だと言われています。コロナウイルスは7種類あります。これまでコウモリ由来で見つかったウイルスに似ている。

 
武漢の生鮮市場では確かにカゴに(死んだ)コウモリを売ってましたよね・・・コウモリを食べる文化・・・恐ろしいです・・


新興感染症である

・情報、知識が不足している。専門家でも分からない。
・良い情報が必要だ。ネットで調べても分かりません。医者は専門誌を読まないといけない。
その専門誌というのも「信頼できる査読された英語論文」あるいは「実績のある公的期間からの発信」であるということ。
・過去に見つかった6つのコロナウイルスの性質から対策は類推できる

 

・疫学の重要性

医師が全員読むべきサイト
UpToDate

 

・経験がある人から学ぶということで今医療関係者が見なくてはならないのが中国のCDC(Center for Disease Control)

 

原因

原因は SARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)。これはRNAウイルスでありDNAウイルスに比べて変異しやすいという性質がある。

それはRNAを合成する酵素はエラー、つまりミスを起こしやすいのだDNA合成に比べてミスを起こしやすいから変異しやすいということ。

人から人へ伝わっていく段階で変異する。つまり感染者それぞれが持つウイルスは微妙に違う。でも遺伝子配列が同じなので誰から誰へ感染ったかがわかる。

 


不活化するには

紫外線、 熱(56℃30分)、70%エタノール、塩素系消毒薬、エーテル、過酢酸、クロロホルムも有効
医療機関でよく使われるヒビテンは無効。イソジンは不明。

 

 イソジンは不明か・・・


病態つまり感染形式


飛沫感染、接触感染であり空気感染はない


エアロゾル(空気中に浮遊する微小な液体や固体の粒子)や便からも検出されているが、感染性があるかのデータは示されていない
※ただし死んだウイルスも感染性がある。

 

無症状の患者からも感染しうる

Cytokine storm(サイトカイン・ストーム)が重症化に関係する。


※サイトカインストームとは感染症が原因で血中サイトカインの異常上昇が生じ、その作用が全身に及ぶ結果、好中球の活性化、血液凝固機構活性化,血管拡張などを介して,ショック・播種性血管内凝固症候群(DIC)・多臓器不全にまで進行するような状態


出典:実験医学増刊 Vol.31 No.12 特集「腫瘍免疫学とがん免疫療法」


免疫反応が強い成人でも重症化しうる

・新興感染症にありがちだが、
 全く免疫の無い個体ではウイルス量が爆発的に増える
 ⇢大量のウイルスに対する免疫反応が始まる
 ⇢炎症が宿主を障害⇢肺炎など重症化する

 

潜伏期

潜伏期1〜14日、主に3〜7日と言われている
無症状(不顕性感染)が約半数

 

症状

症状は発熱、倦怠感、乾性咳嗽(かんせいがいそう=いわゆるセキ)
少数には、鼻汁、咽頭痛、下痢も
微熱軽度の港怠感のみのことも

 

15歳未満の小児は軽症、無症状が多い
9歳未満の死亡は中国ではゼロ
つまり中学以下の子供はまず心配不要。

 

重症化する感染者は感染者全体の4%にすぎない。

 

重症

発症1週間後に免疫反応から肺に炎症反応が起き、呼吸困難、低酸素血症、

 

重篤(じゅうとく)になると

急激にARDS、つまり急性呼吸促迫症候群、敗血症性ショック、代謝謝性アシドーシス、播種性血管内凝固症候群(DIC)が起きる。

重篤例でも微熱もしくは無熱のこともあるがこれは、ウイルスに対して反応できないということだ。

 

これはどういうことか?


通常、ウイルスが体内に入ると、自然免疫がインターフェロンを出し、ウイルスの増殖を抑える。

インターフェロンが出ると、高熱、関節痛、筋肉痛、頭痛、眠気、だるくなる、食欲不振となる。この状況になると、ウイルスが自分の中に入ってきてインターフェロンが体中を駆け巡ってるんだな、ウイルスを抑え込もうとしているんだな、と思っていい。


ところが糖尿病患者や高齢者は自然免疫が低く、インターフェロンを出せない。糖尿病患者や高齢者はインターフェロンを出せないから熱が出ない。そのままウイルスが体中で増殖をする。そのまま肺炎になったり重い症状が出てくる。

 


報告されている症状の比率

発熱  92.8%
咳激  69.8%
呼吸困難 34.5% ←重症化
筋肉痛  27.7%
咽頭痛  17.4%
頭痛   7.2%
下痢   6.1%
喉頭痛  5.1%
鼻汁   4.0%

 

 

医師が注意すべきこと

鑑別診断 症状を引き起こす疾患を絞り込むために行う診断。症状が他の要因から起こっていることを否定し、疾患を正確に診断するために必要。


他の要因とは、主に、
ウイルス性肺炎、インフルエンザ、RSウイルス、市中肺炎、マイコプラズマ肺炎、皮膚筋炎、器質化肺炎である。

 

合併症に注意

心筋炎が不整脈を起こす。心血管疾患、高血圧患者が悪化する理由。

多臓器不全、ARDS、敗血性ショック、代謝性アドーシス、DIC、腎不全といった結果になる。
 

(ちょっとこのあたり難しい専門用語でよくわかっていません)

 

開業医、小規模病院はどうすればいいのか?

 

悪寒、喉の痛み、セキで来院した患者には、SpO2と、血算、白血球分離、CRPの4点セット検査を行う。

 

SpO2<93(低酸素血症)あるいは呼吸困難にあれば、COVID-19感染の疑いとして隔離病棟に入院させ、キノロンまたはザイボックスの点滴と抗インフルエンザ薬を投与しつつ、SARS-CoV2テストを行い、感染症指定病院への移送を検討する。

 

低酸素や呼吸困難はないが、37.3℃の発熱またはリンパ球<1100があれば、胸部CTを撮影し、ウイルス性肺炎の初見ならば抗インフルエンザ薬とキノロンを処方して、自宅で隔離し、SARS-CoV2テストを行い、感染症指定病院への移送を検討する。

 

 

予後※


※病気にかかった者について、その病気がたどる経過と結末に関する、医学上の見通し。

軽症 80.9%
一肺炎を起こさないか、軽い肺炎程度 ⇢自然治癒する


重症 13. 8%
RR>30, PaO2<93%. Pa02/FiO2<300 mrnHg ⇢酸素吸入必要
糖尿病. 脳血管疾患があると重症化しやすい



重篤 4.7%

人工呼吸器. ショック. 多臓器不全
重篤例の致死率49.0%!


致死率 2.3% 武漢では2.9% 武漢以外では0.4%
つまり医療崩壊が起これば致死率2.9%
医療崩壊が起きなければ0.4%

 

 

死後因子

9歳以下の死亡者は報告されてない

年齢
10-30代 0.2%
40代   0.4%
50代   1.3%
60代         3.6%
70代         8.0%
80代以上14.8%

 

 

死亡者の慢性疾患割合


心血管疾患      10.5%
糖尿病    7.3%
慢性呼吸器疾患  6.3%
高血圧      6.0%
癌      5.6%
基礎疾患なし 0.9%
※若くて基礎疾患がなかったらほとんど0に近いだろう


妊婦

・重症化する傾向なし
・垂直感染なし
 羊水、臍帯血(さいたいけつ)、新生児咽頭スワブ(ぬぐい液)、母乳でウイルス検出されず

 
(これは非常に有益な情報ですね!)


ワクチン開発中でもうすぐ出てくると思われる。

一般の人の予防

手洗い、うがい、アルコール噴霧

空気感染について
コロナウイルスは空気感染を起こさない

飛沫(直径5μmより大)は床にすぐ落ちる。
それが蒸発すると飛沫核(直径5μmより小)となり空気中に漂うがこのときウイルスは死んでいるので空気感染は起きない。

 

先に死んだウイルスも感染力を持つと述べていたにもかかわらず、ここでは「ウイルスは死んでいるので空気感染は起きない」と矛盾した発言を高橋教授はしています・・・


まとめ

医師向けの専門的な治療法については割愛しました(意味が分かりませんし)。

新型コロナウイルスは、まず重症化せず軽症で終わって自然治癒する確率が8割、つまり普通の風邪と一緒だということ。症状がでなければ放置しておけば治るということですね。ただスプレッダーとして撒き散らすことはあります。これについては明日のブログに書きます。また妊婦さんは重症化する傾向はなく、垂直感染の症例がないというのも安心です。

また致死率は2.3%と言われているけれど、これは武漢、つまり医療崩壊が起きたときの致死率が2.9%でありその他の地域では0.4%であるということ。武漢の死者数の数字が圧倒的に大きいので平均致死率を押し上げているようです。

なんだかこの動画を見てると、めちゃくちゃ安心します。単なる風邪なのにトイレットペーパー買い占めかよ!と思っちゃいますね。。

武漢では封じ込めに成功していますがこれについても明日お伝えします(といっても動画の内容を転記しているだけですけど)

 
ではでは

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(終)