どもです。
新型コロナウイルスを抑制する効果があるとして「あおさ」が注目され、ネットではどんどん品切れになってるとか・・
あおさ!!
これほど僕にとって身近な食品はないのです。
しじみ70個分の力に毎日あおさを投入!
というのも毎日、会社のお昼に味噌汁に投入して食べてるから。
(ちなみに味噌汁は永谷園の「しじみ70個分の力」←インスタントです)
アマゾンの購入履歴を見ると、2月20日に購入していました。
↑しかし、これちょっと、なんというか・・・色が鮮やかな黄緑色っぽく(不気味で)、味が淡白で、いまひとつなのですけど、アマゾンの在庫を見てみると・・
他の商品を見ても、ほとんどが品切れ、あるいは発送までに6-10日かかるとか・・・
中にはとんでもない値段で販売されてるのもありました。
あおさ販売業者にしてみれば、青天の霹靂でしょう・・・
また僕のようにあおさを食べることが日課になってる人間にとってははた迷惑な話。
さて今回のあおさ騒動ですけど・・・
あおさがコロナウイルスに効果がある??
「海藻のあおさにヒトコロナウイルスの抗体を増やす効果がある」と言うことが、中部大学の生命健康科学部の河原敏男教授と工学研究科の林京子客員教授、化学薬品メーカー「江南化工株式会社」とアオサの健康効果を研究するラムナン研究所の共同研究の結果で明らかになったそうです。
なんかすごくアカデミックな権威を感じさせられますね・・・感じるだけですけど・・
この研究グループは、今急速に感染者が増え続けている新型コロナウイルスにも効果が期待できるとしています。
しかし、この発表に対して、SNS上では疑問や批判が相次ぎました。
「コロナウイルスにあおさが効果的」疑問や批判が殺到
SNS上では、研究結果に対して「効果が期待できる、と書いた事が誤解を招くのではないか」という指摘があったほか、この研究の内容自体に疑問を示すような声もあったようです。
例えば中部大学のプレスリリースでは、あおさの成分である、ラムナン硫酸の効果を「A型インフルエンザウイルスに感染したマウスを使って調べた」と書かれていました。
あおさに含まれるラムナン硫酸を培養したインフルエンザウイルスに接触させたところ、高い抗ウイルス活性を示した、とのこと・・・・
ん???インフルエンザウイルス????
マウスを使用した理由については「ヒトコロナウイルスの感染実験に使用することができる動物がいない」からとしています。
その一方で、コロナウイルスに関しては「インフルエンザウイルスとエンベロープとRNA(リボ核酸)と持つ」という共通構造を持っていることのみに触れていて、「新型コロナウイルスを含めた増殖を抑える効果がどう確認されたのか」という根拠については一切触れてないのです。
つまり、
1)ラムナン硫酸はインフルエンザウイルスを抑制した
↓
2)インフルエンザウイルスとコロナウイルスは構造が似ている
↓
3)従って、ラムナン硫酸はコロナウイルスを抑制する可能性が高い・・・
と!これって素人が見ても暴論のように思えます。
こういった情報からエビデンスが弱く信ぴょう性が低いとして批判が殺到してしまいました。
噂になってるアオサのソース見たら、コロナウイルスすら使ってない研究。「あおさにコロナウイルス増殖抑制効果」というのはマスコミがつけたタイトルかと思ったら中部大学のプレスリリースにもそう書いてあって、研究者がこれやっちゃダメでしょ。詐欺に近いですよこんなのhttps://t.co/JfdoCs71KD
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) February 24, 2020
どんなプレスリリース? と思って見に来たけど、これはひどいな。マスメディアの皆さん、取り上げたら医師クラスタから猛批判を受けますよ→→海藻の「あおさ」にヒトコロナウイルス増殖抑制効果を確認 ─新型コロナウイルスでの効果にも期待─中部大学の研究活動https://t.co/Eaefn3xiHk
— 松永 和紀 (@waki1711) February 24, 2020
「あおさが新型コロナウイルスに対して効果が期待できる」という情報は、中部大学の【中部大学】海藻の「あおさ」にヒトコロナウイルス増殖抑制効果を確認 ─新型コロナウイルスでの効果にも期待─ に記載されていましたが、現在は削除されてしまっています。
なんかしょーもない出来事ですが、2、3週間分くらいのあおさは確保できているので、まあ、いいか・・・
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では!
(終)